名和株式会社 第３代 代表取締役社長の 名和 史紘 と申します。

名和株式会社は、2024年12月に創業70周年を迎えたストレッチ素材専門のアパレルメーカーです。 創業してから今日まで「伸びる」素材を中心にものづくりを展開し、エンターテイメントから美容や健康、組織の活性化のためのユニフォーム製作などその特性を生かして様ざまな活動の縁の下の力持ち企業として事業に励んでおりました。
時代の変化とともに、コロナ禍によって我われの事業も大きな危機を迎えています。 この時代において企業として発展していくために私たちは自律型組織という組織構造を構築することを選択しました。

弊社の経営理念である「いい会社を創りましょう 自分のために、みんなの力で」には、我われ企業がお客様の活動に貢献したいという経営者の想いに賛同し、事業を成し遂げようと集まった社員が、 人生の半分以上の時間を占める仕事に対して、働きがいのため、成長のため、人生を楽しむため、生活を豊かにするためなど自分自身のやりがいをもって取り組むものだと考えています。

そして、その知恵を集め、力を発揮することで、「いい会社」を創り、社会の役に立ち、よりよい仕事と向き合うことで自分自身にも還元されるようにという意志が込められています。
弊社は、トップダウンでもボトムアップでもない自律型組織の構築を進めています。代表の私も含めた社員一人ひとりが意思決定・問題解決に向けて、考え、お互いを助け合える組織です。
そういった働きがいのある会社を実現するために3つの基本行動指針を定めています。

１）

「責任ある自由」を実現するチームの一員
それぞれが自由にワイワイガヤガヤと意見が飛び交う会社・チームにしたいという想いより。
もちろん、その自分自身の考えや発言には責任を伴っています。名和株式会社の社員は一人前の大人として扱われます。
大人であれば、「今、自分は何をなすべきか、何が最も大切なことなのか」をまず自分で考え、 そして試行錯誤、提示提案を繰り返す中で、自主性に裏づけられた「責任ある自由」が身につくという考えです。

２）

問題解決を自分事にできるチームの一員
「知恵は多い方がいい」
会社にある仕事、問題、課題を自分事として捉えることができるチームの一員になってほしいという想いより。
当事者意識をもってそれらに取り組むことができると、個人としての成長となり、結果として会社の成長につながり、社会に求められる会社、お客様に必要とされる会社、永続的な企業活動ができる会社になるという考えです。

３）

「何のために」で考え動くチームの一員
発展する会社、製品企画販売には、サイモン・シネックが提唱した「ゴールデンサークル」という考え方が根付いています。
それは、「なぜ」「何のために」という意義からスタートさせる考え方です。
そういった思考を養うことで自主・自発性が養われると考えています。

この3つの行動指針を大切にすることで、働きがいのある会社であることを目指しています。
社員が働きがいを持って、仕事をすることで、お客さまや取引先さま、皆さまの活動の縁の下の力持ちなり、世の中の笑顔が連鎖する、そんな会社を社員みんなで力をあわせて創っていきます。