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2024年9月3日
生活習慣

高血圧の予防について

高血圧の原因を知り対策をとりましょう

みなさん、こんにちは。
予防医学アドバイザーです。
本日は高血圧についてまとめてみましたので、悩まれている方はぜひご覧いただければ幸いです。

高血圧の原因

健康診断で「高血圧」と言われて、薬を飲んでる方はいらっしゃいませんか?
高血圧は多くの人々に影響を及ぼし、心疾患や脳卒中のリスクを高めるため、その予防は非常に重要です。
「高血圧」になってしまう原因の根本を理解し、予防していきましょう!

そもそも高血圧とは、どういった症状なのでしょうか?
血圧は「収縮期血圧(上の血圧)」と「拡張期血圧(下の血圧)」の2つの値で表されます。
高血圧とは「収縮機血圧」のことですね。具体的には、心臓が血液を全身に送り出す際に血管壁にかかる圧力が高くなることを意味します。

「高血圧」と言われた方の多くは、「収縮機血圧(上の血圧)」のみが気になっているかと思います。
お医者様に「血圧を下げる薬を飲みなさい」と言われると納得していませんか?
もし、その薬を飲んで血圧を下げると、心臓が圧力をかけて血液を送り出すことを弱めてしまいます。そうすると、どのような結果になると思われますでしょうか?
圧力が弱まるので血流が巡らず、頭痛・肩こり・疲れやすい・風邪をひく等の症状が出やすくなります。
もちろん、急に薬をやめることは危険なのですでに薬を飲んでいらっしゃる方は併用しながら「高血圧」がひどくならない対策をしていきましょう!

高血圧の対策

「高血圧」になってしまう原因は、主に2つあります。
①血液がドロドロであること
②血管がかたくなっていること
(他にも心臓の圧が調節できないという問題も稀にあります。)

では、明日からすぐにできる対策を紹介いたします!

①の血液をサラサラにするためには、「オメガ3」を積極的に摂取してみてください。
オメガ3を豊富に含む食材は、
– サーモン(鮭)
– マグロ
– イワシ
– サバ
– ニシン
– カツオ
– マス
などです。これからの時期に出てくる鰯・秋刀魚・鮭なんて良いですね!
本格的に食生活を変えたい方は「塩・糖・脂」をやめて「魚」を摂るようにしてください。

②の血管を柔らかくするには、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・たんぱく質を意識して摂取してください。
例えば、こんなレシピがあります。

【鶏肉とほうれん草のクリーム煮】
主な材料
– 鶏むね肉(たんぱく質)
– ほうれん草(ビタミンA、ビタミンC)
– パプリカ(ビタミンC)
– 玉ねぎ、にんにく(風味付け)
– オリーブオイル(ビタミンE)
– 生クリームまたはココナッツミルク(ビタミンEを補うために、ビタミンE強化ミルクも使用可)

ぜひお試しください!

また、塩で血圧があがるから控えるように!という話も耳にしたことはありませんか?
塩はカラダにとってとても重要な役割を果たしているので、過剰に摂取量を減らしてしまうと塩分不足になり、カラダが動かなくなったりします。

塩で血圧が上がってしまう原因の正体は、「塩化ナトリウム」です。
卓上に上る塩は、「塩化ナトリウム」が95%以上で提供されています。
私のおすすめは海塩(できれば天然)です。
海塩の場合、「塩化ナトリウム」以外にカリウム・マグネシウム・リンと呼ばれるミネラルが含まれています。
「塩化ナトリウム」が数%減るだけで腎臓に与える影響が変わります。覚えていただけると嬉しいです。

まとめ

高血圧が引き起こす病気には、心臓病・脳卒中・腎臓病・末梢動脈疾患(PAD)・認知症・網膜症などがありますが、高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれているぐらい自覚症状がほとんどないままにこれらの病気を引き起こす可能性があります。そのため、定期的な血圧の測定と生活習慣の改善が非常に重要です。

みなさまが健康で元気な日々を送れますように。
今回もブログを読んでくださり、ありがとうございました!

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