認知症は予防できる その秘訣とは
なってほしくない病気
皆さんこんにちは。予防医学アドバイザーです。
今月も皆さんに健康に元気に生活していただける話をしていきたいと思います。
第3回目となる今日は、様ざまな病気の中で治療や家族の関わり方など最も難しいと感じる病気である認知症についてお話します。
現在、認知症の患者さんは全国に800万人いると言われています。
近い将来にその数は、1,200万人に増えていくとも言われているそうです。
ちなみに、現在の日本の小学生1年生から高校3年生までの人口を全て合わせても1,200万人には届きません。
そんな未来にならないよう少しでも多くの方にこの記事を読んでいただけることを願って、想いを込めて今日はお話させていただきます。
認知症の原因について
認知症の原因は、脳細胞の減少です。
少しわかりやすく例え話をすると脳細胞の減少とは、脳に穴が1つずつ空いていくということをイメージしてください。
それは、40代になると始まり、最初の1つ目の穴が空き始めます。
その穴が20個ほど空く状態になると周りの方が「あれ?」と気付き始める状態になります。
そして、36個の穴が脳に空いた時、認知症と診断される状態になっているということになります。
そのため、その時に薬で対応しようとしても、36個もの穴を治す薬が必要になる、ということになり、治療することは非常に難しい状況になってしまっています。
認知症の原因と対策について
認知症を予防することは他の慢性疾患の予防にも繋がりますので、ぜひ覚えておいていただきたいです。
36個の脳に穴が空く対策を全てやるのは大変なので大きく分けて3つ有効な対策法をご紹介します。
ごくごく簡単なことなので、ぜひ実践してみていただきたいです。
1.炎症
部屋の中の掃除や鼻うがいなどを定期的に行ってください。
それは、カビやウイルス、花粉症などが原因の1つのため、鼻腔内を清潔に保つことが重要な対策になります。
2.毒素
当たり前のことですが、薬、タバコ、お酒を極力控えていたいだいた方がやはり体にはいいです。
また、意外なところかもしれませんが、これからの季節良く使うであろう制汗剤や日焼け止めのスプレーを吸い込まないように注意してください。
タバコ、お酒を控えたくない方は水をしっかり飲んで、排尿をするなどしてぜひ毒素を出す意識を心がけてくださいね。
我慢をするとそれはそれでストレスで体調崩してしまううことにあるので・・・
3.栄養不足
とくにビタミン、ミネラルの摂取、そしてBDNFを意識してほしいです。
※BDNFとは・・・ウォーキングなど軽い運動をすると出てくる脳の栄養素のことです。
ビタミン、ミネラルは、私たち人間の体ではほとんど作ることができないため、食事から接種する必要があります。
ビタミンはとくに皆さまご存じのとおりとてもつない種類があり、ここで説明をするととても長くなってしまうので別の機会にご紹介いたします。
最後に
私が、私の両親にも絶対になってほしくない病気が認知症です。
自分のことを忘れられてしまうなんて悲しすぎませんか?
私もこれからも両親に健康に長生きしてもらうために、勉強を続けていきます。
この記事によってご自身の健康のことに意識を向けられる方が増えることで、1人でも多くの方が健康に毎日を楽しく生きてもらえますように…
著者:予防医学アドバイザー・予防栄養学アドバイザー