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2025年7月1日
生活習慣

眠れない夜のやさしい整え方|快眠のための3つの習慣と東洋医学の知恵

眠れない夜のやさしい整え方

「疲れているのに、なかなか寝つけない」

「目が覚めても、スッキリしない朝が続く」

そんな日が増えてきた…そんなこと、ありませんか?

やることは山ほどあるのに、休む時間はどこにも見当たらない。ひと息つくころには、体も心もヘトヘト。本当は眠りたいのに、うまくスイッチが切り替わらない。

そんなあなたに届けたい、”眠り”をやさしく取り戻すヒントがあります。

🌿眠れないのは、がんばりすぎているサインかも?

私たちの体は、ストレスやホルモンバランスにとても敏感です。特に毎日誰かのために動いていると、自分のことはつい後回しにしがちですよね。

でも、夜うまく眠れないのは、あなたの体と心が「ちょっと休ませて」って伝えているサインなのかもしれません。

🧠ホルモンのバランスが、眠りに大きく影響する

🔹朝のホルモン「コルチゾール」

本来は、朝に元気をくれるホルモンのことです。でもストレスが強いと、夜になっても下がらずに頭が冴えてしまうんです。

🔹幸せホルモン「セロトニン」

朝にしっかり作られて、夜は”眠りのホルモン”メラトニンへ変化するホルモンのことです。つまり、眠る準備は朝から始まってるんですね🌞

🌟そもそも睡眠って、どうしてそんなに大切なの?

眠っている間、私たちの体と心では大切なメンテナンスが行われています。

睡眠中に行われる5つの重要な働き

  • 💡自律神経を整え、心の安定を保つ
  • 💡女性ホルモンのバランスをサポート
  • 💡肌や髪の修復(=美容にも大きく関係)
  • 💡太りにくい体づくり(寝不足は太りやすくなる)
  • 💡免疫力を高め、体調を守る

だからこそ、「眠れない」は放っておかずに、やさしく向き合ってあげたいサインなんです。

ただし、睡眠時間の長さは人それぞれです。人に合わせることをせず、自分のカラダと向き合って自分の睡眠時間を作ってくださいね。

🍃忙しい毎日の中で、眠りを整える”3つの習慣”

① 朝は「太陽+たんぱく質」でスタート!

  • 朝の光を浴びて、体内時計をリセット
  • 納豆ごはん+味噌汁+卵、バナナやチーズも◎

→ セロトニンがしっかり作られて、夜の眠りが深くなります

② 寝る前は「心をゆるめる」ひとときを

  • 湯船でじんわり温まる
  • スマホはオフにして、静かな音楽やアロマを
  • カモミールやラベンダーのハーブティーもおすすめ🌿

③ 「今日もよくやった」と、自分に声をかけてあげて

  • やることは全部終わってなくてもいい
  • “今の自分”をそのまま受け入れて
  • 心をふっとゆるめた瞬間、眠りのスイッチが入りやすくなります

🌿東洋医学の視点から見る眠りの不調

「気・血・水」のバランスと睡眠の関係

東洋医学では、不眠は「気・血・水」のバランスの乱れからくると考えます。

血の巡りが悪くなったり、エネルギー不足の状態(瘀血・気虚)では、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなってしまいます。

体質によっては、漢方の力を借りるのも一つの方法。

「加味逍遙散」(かみしょうようさん)
ストレスでモヤモヤするときに

「酸棗仁湯」(さんそうにんとう)
眠りが浅くて疲れが取れないときに

※使用する際は専門家にご相談をお願いします

💌おわりに

眠れない夜は、あなたが今日もがんばってきた証。
でも、無理をし続けなくても大丈夫です。

朝に太陽を浴びて、夜は心をゆるめて。
眠りは、体と心をやさしく整えるギフトなんです。

忙しいときこそ、自分のカラダの声を聞いて休む時間をスケジュールに組み込んでください。

どうか、みなさまの夜が少しずつ穏やかに、やわらかくなっていきますように🌙✨

健康に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!

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