「下半身痩せたいな〜」「下半身を引き締めたいな〜」とは思うものの、しんどい運動はしたくないと行動に移せていないそこのあなた！その気持ち、すごくわかります。
わざわざ時間を作って…運動着に着替えて…と考えるだけで、ダイエットを始めるのって大変ですよね？
そこで今回は、「自宅で簡単にできるのに、本当に痩せることができる」と、今SNSでも話題の「足パカ運動」をご紹介します！

「足パカ運動」は、こんな人にぴったり

・下半身を痩せたい
・下半身を引き締めたい
・ウエストを細くしたい
・脚のむくみや冷え性に悩んでいる
・姿勢が悪いのが気になる
・難しいダイエットはいつも続かない
・激しい運動は好まない

あなたは、痩せたい派？鍛えたい派？

「足パカ運動」の基礎

「足パカ運動」のやり方は、とっても簡単です。
寝転がれる場所さえあれば、どこでもできるお手軽さが魅力の運動です。

1.あおむけになり、頭の下に両手をあてます。

2.両脚が軽く触れるぐらいに閉じ、まっすぐ上に上げます。
※ひざをまっすぐ伸ばすのが難しい方は、軽く曲がっていても大丈夫！

3.息をゆっくりと吐きながら、両脚をできるだけ大きく開きます。
この時に、お腹の筋肉を意識することが大切です。
また、ただ大きく脚を開くのではなく、「痛気持ちいい」ぐらいの角度で止めましょう。
※バランスが取りにくい方は、無理せず腕を横に伸ばし、手のひらを床につけて行ってください。

ダイエットで「痩せたい派さん」には…

「足パカ運動」は、“痩せたい”や“鍛えたい”などの目的に応じて、やり方が少し変わります。
まず、ダイエットをして痩せたい方には、「1秒足パカ有酸素運動」がオススメです！

■ 1秒で脚を開き、1秒で脚を閉じる
■ 開いて閉じての1セットを20回〜30回

【ポイント】
・有酸素運動は、激しい運動と比べて比較的長い時間続けることが可能
・脂肪燃焼の効果が高い有酸素運動は、ダイエットに効果的　

引き締めて体型を「鍛えたい派さん」は…

下半身を鍛えたい方には、「5秒足パカ逆腹式呼吸運動」がオススメです！

■ 5秒で脚を開き、5秒で脚を閉じる
■ 開いて閉じての1セットを、10回〜20回

【ポイント】

・大きく息を吸い、お腹に力を入れることを意識して一気に息を吐く「逆腹式呼吸」
・ゆっくりとしたスピードの動きで、筋肉へ適度な負荷をかける
・開いた時の角度が45度ぐらいのところでキープすると内ももに効果的

簡単な動きの中に隠された、いろんなダイエット効果

引き締め効果は「脚」だけでなく「ウエスト」にも!?

普段使わない筋肉を使用することによって、美脚をつくる「内転筋」「ハムストリングス」「臀部の筋肉」を刺激することができます。
また、あおむけの姿勢で脚を動かすため、体がバランスをキープしようとします。
その動きは、「腹横筋」や「骨盤底筋」などを使うので、ウエストの引き締めにもつながり、体幹の強化にも効果を発揮します。

痩せるだけではない！むくみ・冷え性も改善

普段の生活で、心臓より高い位置に脚を上げることなんてないですよね？
脚を上げることで、足元の血液やリンパの流れが改善し、下半身の冷えやむくみの解消につながります。
さらに、股関節を動かすことによって骨盤の位置が整うから、姿勢が改善されるという効果もあり、イイこと尽くしなんです！

「足パカ運動」で基礎代謝をあげて痩せ体質に

筋肉の70％が下半身に集中しているってこと、ご存知ですか？
その70％を占める下半身の運動によって基礎代謝が上がり、自然と痩せ体質になります。

ダイエットのやる気は、リズム運動から？！

「足パカ運動」が気軽に続けられるダイエット法であることに、実は、“リズム”が関係しているんです。
一定のリズムで運動すると、「セロトニン」というホルモンが分泌されやすくなります。そのことから、運動を楽しく続けようとする「やる気」につながると言われているのです。

「足パカ運動」の注意点

1.クッション性のない硬い場所で
ベッドの上などクッション性のある場所では、身体が沈んでしまい、脚を上げた時にバランスが取りにくくなります。「足パカ運動」はできるだけ硬い床の上で行いましょう。
もしも、腰の骨が痛くなったり脚が上がりきらない場合は、無理をせずに腰の下にタオルを敷くか、手を挟むなどの方法で対応しましょう。

2.息を止めないで
「足パカ運動」をしている最中に呼吸を止めてしまう方も多くいますが、運動効果を高めるためにも呼吸はとっても大切です。「痩せたい派さん」と「鍛えたい派さん」とでそれぞれ違う呼吸法をもう一度おさらいしましょう。
■ 痩せたい派さんの「有酸素運動」→脚を開く時に息を吸って、閉じる時に吐く呼吸法
■ 鍛えたい派さんの「逆腹式呼吸」→脚を開く時に大きく息を吸い、閉じる時におなかに力を入れることを意識して一気に吐き出す呼吸法

3.勢いまかせで開閉しないで
ついついしんどくなってくると、勢いで脚を開閉したくなる気持ちはわかりますが、勢いまかせでは思うような効果は得られません。
動かしている脚や腹筋を意識して、リズムを守りながら運動しましょう。

毎日の積み重ねが身体を変える

いかがでしたでしょうか？
「足パカ運動」は、簡単な動きに見えて、早い人なら2週間ほどで効果が出たという声もあるぐらい効果的なんです！
ですが、「足パカ運動」をするだけで“誰でも痩せる”というわけではありません。
身体を変えるには、「適度な運動・バランスの取れた食事・身体を休める十分な休息」が必要です。
自宅でもお手軽にできる「足パカ運動」を、生活の中にほんの少しとり入れてみてはいかがでしょうか？