健康と歯の関係
健康と歯
みなさん、こんにちは。今回は、健康と歯の関係性についてお話をしたいと思います。
みなさんは、健康なカラダをつくるために歯がどれだけ重要な役割を担っているか知っておられますでしょうか?
もちろん、食べ物を食べて吸収するためには、歯が必要なのは当たり前ですよね。
そんな大切な「歯」に着目してお話をしていきます。
8020運動
はじめに厚生労働省が掲げている『8020運動』に着目してみます。
【参照】
厚生労働省ウェブサイト
これは、『80歳になっても自分の歯を20本以上保とう』ということを目標に掲げられている運動のようです。
20本あれば硬い食品でも食べることができ、咀嚼状況が良いと判断できます。
また、過去30年間、歯の残っている数が増えていることと寿命が延びていることが比例していることがわかっており、歯の大切さが注目されています。
歯はそれぞれ分類すると・・・
永久歯は、28本
親知らずは、4本
合わせて、32本
になります。
数字を見ると、その2/3の20本なら残せそうな気がしますよね!
歯を失う原因
では、次に歯を失ってしまう原因から見ていきましょう!
歯の喪失の原因TOP3はコチラ
1位 歯周病
2位 虫歯
3位 破折
【参照】
歯が失われる原因(厚生労働省)
歯磨き粉のCMでもよく「歯周病」という言葉を聞きますよね。
次に、歯周病について少し詳しくお伝えしていきます。
歯周病は、歯周病原因菌が歯を溶かしてしまうことで発生します。歯周病にならないようにするには「歯石を除去する」ことです。そのために、定期的なメンテナンスとして歯医者に行くことをおすすめします。
さらに歯周病は糖尿病をも引き起こします。
歯茎で起きた炎症関連の化学物質が血管を通り体内へ運ばれます。その化学物質がインスリンの効きを悪くするため、血糖値が上がり糖尿病を発症させてしまいます。
もし、この記事を見られている方の中で、
・歯磨きをしたら血が出る
・朝起きた時に歯肉に違和感がある
・口臭がある
などの項目が当てはまる方は、歯に良い食べ物を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
歯の健康に役立つ食べ物
【ブロッコリー】
生のブロッコリーに含まれるビタミンCはレモンの2倍あります。
ビタミンCは歯肉を構成し、歯肉の出血や炎症を抑える効果があります。
【ごぼう】
繊維質が豊富で噛みごたえがあるごぼう。
よく噛むことで唾液を分泌し、口の中の汚れを流してくれます。
【生姜】
生姜にはショウガオールという成分が含まれ、口の中の組織の健康を維持します。
抗炎症効果、消炎・鎮痛効果などがあります。
【緑茶】
カテキンには抗酸化作用、抗炎症作用があります。
他にも歯の健康にいい食べ物は、たくさんあります。
バランスよく食事を楽しんでいただければ嬉しいです。
今回もブログを読んでくださりありがとうございました!
少しでもみなさまの生活に役立てればと思います。
健康で豊かな毎日を過ごせますように。