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2023年12月1日
生活習慣

貧血対策について

貧血対策の真相は

みなさん、こんにちは。
今回は【貧血】についてのお話をさせていただきます。
このブログを読んでくだっている方の中で貧血の方はおられますでしょうか?

貧血の方にどんな対策をしているかとお話を聞くと、
「鉄分をとるようにしてます!」
「鉄剤を飲んでます!」
とおっしゃる方が多いのではないでしょうか?

実は、貧血を治すために必要なものは鉄ではないのです。
貧血とは読んで字の如く「貧しい血」と書き、実はその原因は、栄養失調にあったんです。
これを聞くと、だから鉄剤飲んでも良くならなかったんだ、と思っていただける方もいらっしゃるかもしれません。

貧血時に不足している栄養素とは?

では、何の栄養素が不足して貧血が起こっているのでしょうか?
それは「タンパク質」と「ミネラル」です。

タンパク質は、厚生労働省HP掲載の「日本人の食事摂取基準2020年」によると、男性で1日65g、女性なら1日50gが摂取の目安と記載されています。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042630.pdf
(※運動量や年齢により必要摂取量には個人差があります。)

タンパク質をとるための食材で思い当たる食材と言えばなんでしょうか?
例えば、ささみを例にすると、1本で摂取できるタンパク質の量は約10gです。そのため、毎日5本のささみを食べる必要がある。ということになりますね。

タンパク質は、筋肉や臓器、肌、髪、爪などの材料として使われたり、ホルモン、代謝酵素、免疫物質などのエネルギー源としても使われます。
とても重要な栄養素になります。

貧血時は筋肉量も不足している?

実は、貧血の方のカラダは、筋肉量が足りていないとも言われています。
どういうことかというと、
筋肉が少ない⇒体温があがらない⇒心臓のポンプが頑張れない⇒貧血になる
という流れです。

少食の方も貧血になりやすいと言われています。
必要なミネラルも、鉄、亜鉛、銅、マグネシウム、カルシウム・・・と摂取すべき栄養素はたくさんあります。
ミネラルが豊富な食材はナッツや納豆、レバーなど大豆や肉類が良いですね!

明日からはなるべく栄養素が偏らず、バランスよく様ざまな食材から栄養素を摂っていただけると嬉しいです!
今回もブログを読んでくださりありがとうございます!
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせますように。

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