【背中リセット】キャットバックで背骨を動かす【猫背改善】
日々の同じ姿勢でのデスクワークや運動不足などで、現代人の背中周りはガチガチ。
肩こり、腰痛、猫背など健康な生活への道のりは険しいものです。
本記事では、きついエクササイズが苦手だったり、忙しいために時間が取れない人でもほんの数分で簡単に背中周りをリセットできる「キャットバック」をご紹介します。
キャットバックの効果
キャットバックは猫背を改善させる効果があります。
丸まった姿勢は「老け見え」の元。
姿勢が良くなることで見た目の若さにもつながります。
合わせて、肩甲骨から腰にかけての骨と筋肉を一気に動かすので、肩こり、腰痛の改善も期待できます。
自律神経の活性化
頚椎と腰椎には副交感神経、胸椎には交感神経が走っています。
背中周りの骨と筋肉をゆるめることで、「自律神経」の働きが活発になります。
これら「自律神経」は自分では意識できない身体の調整機能を担っており、自律神経を整えることで身体的な健康だけでなく精神的な健康にもつながります。
キャットバックのやり方
1.両手両膝が地面と垂直になるように四つん這いになります。
2.おへそを見るようにして、息を吐きながら猫のようにゆっくりと背中を丸めていきます
3.息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻ります
4. 2+3を1セットとして10セットを目安に繰り返します
あわせてやりたい腹筋ストレッチ
背中側の筋肉だけでなくお腹周りの筋肉も同時にゆるめることで、より猫背改善効果のアップが期待できます。
1.うつ伏せの状態から、地面と垂直になるように腕を立てて体をそらします。
2.腰が痛くならない程度のところでとめて、その姿勢を30秒キープ
3.手の平の位置はそのまま腕を折りたたみ、ゆっくりと元のうつ伏せ状態に戻ります
4.1~3を1セットとして3セットを目安に繰り返します
こんな人におすすめ
在宅ワークが多い人
地面を使うストレッチなので自宅やジムなどでないと難しいストレッチですが、在宅ワークの多い人にはおすすめのストレッチです。
汗をかくようなトレーニングとは異なるので気分転換がてらこり固まった背中周りをほぐしましょう。
運動不足の人
日頃運動の習慣がない人がいきなり激しいエクササイズやストレッチをする、関節や筋肉を痛めてしまうことも。
まずはこのくらいのゆるめのストレッチで体をあたためてからエクササイズに入るのがおすすめです。
まとめ
まずはやるべし「キャットバック」
長年肩こりに悩む筆者もさまざまなストレッチを試してきましたが、他のストレッチよりもゴリゴリと肩甲骨が動くのが感じられて、終わったあとは肩こりも和らぐ上に胸がすっきりして呼吸も楽になるように感じます。
運動に費やす時間がない人や、色々なストレッチを試したけれどなかなか肩こりが改善しない人はぜひ試してみてください。