冬は必須!?体のメンテナンスしよう!―リンパマッサージについてー
コロナの影響が減ってはきたものの、年末年始の飲み会に参加して、翌朝のむくみに気を落としてしまう方も多いはず。
そんなむくみには、リンパマッサージがオススメなのはご存知ですか?
本記事では、リンパマッサージの今更聞けない基礎知識や、マッサージの方法をご紹介していきます。
リンパについて
そもそも会話の中でよく聞く「リンパ」を流すとはどういうことかご存知でしょうか。
これはリンパ菅を流れる「リンパ液」の流れを良くすることを指しています。
リンパ液は体の中にある、
・脂肪
・糖質
・細菌やウイルス など
これらの溜まっている老廃物を運び排出する働きをしています。
リンパマッサージの効果は?
では何故リンパ液を流す必要があるのでしょうか。
リンパ液の流れが悪く老廃物の運搬が滞ると、
・肥満
・むくみ
・体の不調
を引き起こす原因になりうるからです。
リンパマッサージはダイエットしやすい体づくりのひとつとして取り入れられる他、多くの女性の悩みでもあるむくみの対策としても効果的。
他にも、疲労回復や肩こり、頭痛の改善にも効果がみられます。
リンパマッサージを行う前に
リンパマッサージを行う上で以下の点を意識して準備をしましょう
・入浴で体温を上げる
体温が上がると、筋肉や関節がゆるくなりリンパ液が流れやすくなります。
・水分補給をしてから実施する
体内に十分な水分があるとリンパ液は流れやすくなります。
上記でも説明したように、体は温めていた方が良い為冷水などは控えましょう。
・オイルやクリームを塗り肌の負荷を減らす
リンパマッサージは手のひらを使いマッサージする為、滑りが良い方が肌の負荷が減ります。
オイルの中にはリンパマッサージの効果を促進するものもあるので、お好みのものを利用することをオススメします。
首から肩のリンパマッサージ
まずは首から肩にかけてのマッサージを紹介します。
①首に手のひらを当て、耳から肩先まで滑らせます。温まるまで繰り返します。
②右手で頭の左側を持ち、そのまま右へ引っ張ります。心地よいところで1分間キープします。左も同様に行いましょう。
③両手をデコルテの中心に置き、それぞれの脇に向かい滑らせます。10回ほど繰り返します。
④両手をデコルテ上に置き、デコルテ上を上から下になぞるように円を描きます。
⑤両手で握りこぶしを作り、頭の付け根から肩までを円を描くようにほぐします。筋肉が温まるまで繰り返します。
⑥①と同じように手のひらを耳から首まで滑らせます。
肩こり改善をしたい方は入浴後に試してみてください。
足、太もものマッサージについて
重力の影響からどうしても足は老廃物が最も溜まりやすく、むくみやすい部分。
そんな足のケアの為のリンパマッサージをご紹介します。
【太もも編】
①両手で太ももを掴み、絞るように動かしながら太ももの付け根まで繰り返します。2~5往復します。
【ふくらはぎ編】
①足首から膝裏に向かって両手の親指を使い、ふくらはぎの中央から外にそれぞれ動かします。
②ふくらはぎの外側を手のひらの下部で押し上げていきます。両足行いましょう。
③両手で足を掴み、足首から膝に向かってねじるように動かします。
【足の裏編】
①足の指をそれぞれ時計回り、反時計回りに3回ずつ回します。
②水かきを表裏から指で揉みます。
③手の指を足の指の間に入れて恋人繋ぎのようにします。その後上げに動かしましょう。
リンパマッサージとして行うとき、力強く揉んだりするのではなく皮膚に優しい触れ方でさするように動かしましょう。
最後に
リンパマッサージは男女問わず体内の改善ができるセルフケアとして非常に効果が高いと理解頂けたのではないでしょうか。
冒頭でも話した通り年末年始のイベントと寒さで体調を崩されないよう、この記事を読まれた方は是非自宅でリンパマッサージを試してみてください!!