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2022年2月25日
生活習慣

【サウナはダイエットに効かない?】その秘密とは

昨今は空前のサウナブーム。
今は感染症の影響でサウナに行けない方も多いかとは思いますが、サウナに行って汗を流している人も多いはず。
サウナではたくさんの汗をかくことから、運動で汗を流すのと同様にダイエット効果を期待している人もいるかもしれません。
本記事では、サウナ入浴はダイエットになるのか?という疑問について解説します。

結論、「サウナだけ」では痩せない

サウナから上がって体重計に乗ったら、1kg近い体重の減少があってびっくりした経験はありませんか?
実はこれ、脂肪が燃焼しているわけではなく、汗で抜けた水分の量
これを見て手放しに喜ぶのではなく、むしろ減少してしまった分の水分補給をしなければいけません。

10分程度のサウナで消費されるカロリーは25kcalほど

「公益社団法人日本サウナ・スパ協会」によると、1回のサウナ入浴は8分〜12分が最適とのこと。
この1回のサウナ入浴で消費されるカロリーはたったの25kcal
お茶碗1杯のご飯が240kcalであることを考えると、1回のサウナ入浴はお茶碗1杯のご飯のカロリーの10分の1程度の消費カロリーなんです。

むしろサウナ後の食事に注意

サウナから上がった状態というのはリラックス状態、つまり副交感神経が優位の状態。
副交感神経には胃腸の消化吸収を促進する働きがあるので、交感神経優位の状態よりも食べたものを体に取り込みやすくなります。
サウナ施設にはおいしいご飯がつきものですが、こちらも気をつけなければダイエットどころか体重増加の原因になることも。

ダイエット以外の健康効果

ダイエット目的には向かないサウナ入浴ですが、期待できる健康効果はたくさんあります。

美肌効果

血流が増加することで新陳代謝が促進され、肌表面のターンオーバーによって美肌効果が期待できます。

血流増加

サウナと水風呂を行き来することで、血管が収縮を繰り返しながら全身の血流量が増加します。
乳酸を排出したり、動脈硬化を防いだり、冷え性肩こり腰痛の改善など血流に関する様々な問題を改善すると言われています。

自律神経の正常化

サウナ→水風呂→外気浴、を繰り返すことで交感神経と副交感神経が強制的に何度もスイッチングされます。
これにより、自律神経の失調からくる体の不調が改善されます。
うつ症状が軽快したり、不眠症の改善なども期待できます。

まとめ

結果、ダイエットには不向きだが健康効果はたくさんあるということでした。
サウナにダイエット効果を求めるのは少し難しいのかもしれませんが、カロリー消費の面以外に期待できる健康効果がたくさんあります。

また、水風呂はエクササイズ後のクーリングとして疲れた筋肉を冷却することもできます。
エクササイズ後、汗をかいた状態でサウナに向かい入浴して全身を綺麗に洗うこともできれば、一石二鳥ですよね。
日頃のエクササイズと合わせてサウナ入浴を行うことで健康効果を相乗させ、健康な体作りにつとめていきましょう。

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