ダイエットの敵?皮下脂肪を落とすメリットについて
さまざまなダイエット方法が蔓延るなか、イマイチお腹周りの脂肪が取れないという方。
本記事では、いつものトレーニングの効果をより出すための「皮下脂肪対策」をご紹介します。
皮下脂肪とは?
皮下脂肪とは、皮膚の下にある体の表面に比較的近い部分のこと。
皮下脂肪が多くなると、下半身の肉付きが良くなるため「洋ナシ型肥満体型」と言われる状態になりやすく、これは男性よりも女性の方が蓄積されやすい脂肪になります。
皮下脂肪はなぜ落ちにくい?
皮下脂肪は、生命活動におけるエネルギーが無くなった時に活用される「最後のエネルギー」。
皮下脂肪がエネルギーとして蓄えられるので、1日ほどなにも食べなくてもその脂肪を燃焼することで生命を維持することができます。
逆に、多くエネルギーを摂取し消化しきれない場合は「脂肪」として蓄えされてしまうのです。
摂取したカロリー分の運動をしていれば、皮下脂肪にならずに消費されます。
そのため、適度な食生活と運動を心がける必要があるということです。
食事制限による皮下脂肪対策
1日3食摂取することを基準にした場合、朝から夜までにかけては運動量も確保できることから朝食・昼食はしっかりと摂ることをオススメします。
夜から朝にかけては摂取したカロリー以上の運動はしづらいため、ダイエットを考えるのであればライトな食事を摂りましょう。
カロリー制限について
先述したようにカロリーに注意した食事を心がけることが必要と説明しました。
オススメの食材はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食材です。
例)
・野菜や海藻
・キノコ類
・納豆や豆腐
これらの食材が挙げられます。
トレーニングによる皮下脂肪対策
今回ご紹介するトレーニングは脂肪燃焼を促進するもので、これらのトレーニングの後に有酸素運動を行うと脂肪燃焼の高い効果が期待できますのでぜひ試してください。
おすすめのトレーニング
プランク
このトレーニングは腹部や腎部などのインナーマッスルを鍛えることができます。
①両ひじを90度に曲げてうつ伏せ状態になり、腰を浮かせます。
②肘が肩の真下に来るように調整し、頭からかかとまで地面と平行になるようにキープします。
③10秒キープしたら足を下げて1セット終了です。
これを3セット連続で行います。
→余裕がある方は秒数を伸ばすことをオススメします。
スクワット
皮下脂肪がつきやすい下半身を鍛えるのにピッタリです。
腹筋や背筋を鍛えることができます。
①肩幅ほど足を開き立ちます
②両手を肩の高さまで上げて手のひらを前へ突き出します。
③腕はそのままでお尻を軽く後ろへ引きます。
④お尻を引きながら上半身を真下へ下ろしていきます。
下げた後15秒ほどキープします。
体をあげるときは、下げる時よりも若干速く上げるようにしましょう。
おすすめの有酸素運動
皮下脂肪の燃焼促進はトレーニング後の有酸素運動を行うことでより高い効果が得られると説明しました。
ここでは有酸素運動をいくつかご紹介します。
ウォーキング
運動が苦手な方でも手軽に行うことができます。
ただ、運動量は多くないため先ほど紹介したトレーニングと組み合わせて行う必要がありますのでご注意ください。
ランニング
走りながら会話ができる程度の速さで問題ありません。
より効果が得られるのは空腹状態の朝のランニングです。
通常のランニングよりより負荷をかけることができます。
エアなわとび
なわとびを使わず、なわとびを飛んでいるフリをするだけです。
ジャンプ運動をすることにより、下半身に負担をかけることができ、新陳代謝も上がることでより脂肪が燃焼しやすくなります。
水中ウォーキング
プールでただ歩くだけですが、この運動は意外に負荷がかかり消費カロリーも大きい有酸素運動になります。
まとめ
ダイエットをしているのに、なかなか体型に変化が見られない方は今回の「皮下脂肪」を落とす工夫を覚えていただき、是非実践していただければと思います。
これらを実践すると落とすだけでなく、皮下脂肪が付きにくい体に変化するので理想の体型を手にしましょう。