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2020年12月22日
生活習慣

ダイエットや栄養補給にも役立つプロテイン!飲み方のポイントは?

パッケージには筋肉質な男性が印刷されていて、筋力アップしたい「男性」が飲むもの。
プロテインに対して、そんなイメージを持っていませんか?
近年では女性でも飲みやすいように、エクササイズの効率アップから日々の栄養補給を助けるものまで、さまざまな種類が販売されていることをご存知でしょうか?
今回はそんなプロテインについてご説明します。

プロテインとは

プロテイン=タンパク質

ギリシャ語の「プロティオス=なくてはならないもの、1番大切なもの」の英語表記・発音で、タンパク質のことをいいます。
一般に「プロテイン」と呼ばれるプロテインサプリメントには、タンパク質の他にアミノ酸やビタミンなども含有されています。

筋肉の修復・形成に役立つ

私たちの身体の20%はタンパク質で構成されており、これは水分の次に多い構成要素です。
タンパク質は身体の中でアミノ酸に分解され、壊れた筋肉を修復したり、新しく形成したりするのに役立ちます。

1日に50〜60gが必要

お米が主食の日本人にとって、タンパク質は不足しがちな栄養素のひとつ。
1日に必要な摂取量は、デスクワークの男性で60g、女性で50gほどと言われています。
習慣的にエクササイズを行っている場合には、プラス30g程度が必要となります。
身体がタンパク質を1度に分解できる量は40gほどと言われているので、数回に分けて摂取するのが好ましいでしょう。

食事で摂れないの?

タンパク質は卵・肉・魚などに多く含まれ、これらを積極的に食べることが、もちろん理想ではあります。
しかし、すべてを食事でまかなおうとすると、他の余分な炭水化物や脂肪分まで一緒に摂取してしまいます。
効率良くタンパク質だけを補給したい」そんな時に活躍するのがプロテインサプリメントです。

プロテインの種類

①ホエイプロテイン

牛乳由来で、牛乳からカゼインや脂肪分を取り除いたものです。
水に溶けやすい性質を持ち、身体での消化吸収スピードが早いと言われています。
ヨーグルトを冷やすと、黄色透明の液体が表面に染み出てきますよね?
その正体は、このホエイプロテインなんです。

②カゼインプロテイン

ホエイと同じく牛乳由来で、牛乳からホエイと脂肪分を取り除いたものです。
水に溶けにくい性質を持ち、身体にゆっくり吸収されていくと言われています。
牛乳に含まれるタンパク質のうち、8割がこのカゼインプロテインです。

③ソイ(大豆)プロテイン

大豆由来で、大豆から油分などを取り除いてタンパク質だけを残したものです。
カゼインと同様水に溶けにくく、身体にゆっくり吸収されます。
大豆イソフラボンの効果で、美肌・血流改善の効果も期待できます。

シーン別おすすめ

エクササイズの習慣がある!筋肉質なりたい!

ホエイプロテイン
エクササイズの習慣があって、筋肥大を狙うなら、素早く消化吸収されるホエイプロテインがおすすめです。
ホエイプロテインで効率よくタンパク質を摂取しながら、高負荷のエクササイズを行うと良いでしょう。

しんどいエクササイズは無理!筋肉質よりはスラッとしたシルエットを!

カゼインプロテイン・ソイプロテイン
ジョギングや軽い筋トレなど、負荷が軽いエクササイズを行っていたり、あまり筋肉はつけたくないといった場合には、ゆっくり身体に吸収されるカゼインプロテイン・ソイプロテインを選ぶとよいでしょう。

エクササイズの習慣なし!でも太りたくない!

カゼインプロテイン・ソイプロテイン
就寝直前あるいは起床直後に、カゼインプロテインやソイプロテインを飲むのがおすすめです。
就寝直前にプロテインを飲むことで、就寝中に分泌される成長ホルモンの働きを助てくれます。
また起床直後の摂取では、エネルギーが不足した身体にゆっくりとプロテインが浸透することで、効率的にタンパク質を摂取することができます。

引き締まった身体には憧れるけど牛乳が飲めない!お腹が痛くなる!

ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆由来の植物性プロテイン。
なので、牛乳を飲むとお腹が痛くなる乳糖不耐症の方や乳製品アレルギーの方でも、安心して使用することができます。

目的やシーンに合ったプロテイン選びを

筋肉をつけたい人だけでなく、実は色んな人におすすめできるプロテイン。
飲むだけでエクササイズの効率アップ・美容効果もあるとなると、やってみない手はないですよね。
近年ではさまざまなフレーバーが販売されているので、ぜひお気に入りのフレーバーを探してみてください。
プロテインを身体のご褒美に、あなたも「プロテイン生活」始めてみませんか?

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