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2021年5月10日
生活習慣

有酸素運動と無酸素運動ってどう違う?どっちがいい?

あなたは、「有酸素運動」と「無酸素運動」の違い、しっかりと説明できますか?
酸素を使うかどうか」の違いは漢字から分かっても、ふたつの具体的な違いはなんなのでしょうか?
しっかりと理解できれば、日々のエクササイズの効率をアップさせることができます。
今回は、有酸素運動と無酸素運動の違いについてご説明します。

呼吸をするかしないか、ではない

有酸素運動と無酸素運動の違いは、

・有酸素運動 筋肉が酸素を使って運動のためのエネルギーを発生させる

・無酸素運動 筋肉が酸素を必要としない

という違いで、どちらも呼吸をしながら運動することには変わりありません。

有酸素運動とは

有酸素運動とは、長時間続けられる、軽〜中程度の負荷の運動のことを指します。
酸素を使ってエネルギーを発生させるので、有酸素運動と呼びます。

燃料は脂肪

有酸素運動では、体内に蓄えられた脂肪を燃料にして、筋肉を動かします。
そのことにより、体内の脂肪が減少していくことが、一般に有酸素運動がダイエット向きと言われている理由です。

例:ウォーキング、ランニング、水泳など

無酸素運動とは

無酸素運動とは、短時間に行う高負荷の運動のことを指します。
高い負荷のかかる運動では、エネルギーを生み出すために酸素を必要としないので無酸素運動と呼ばれます。

燃料は糖質

無酸素運動では、体内に蓄えられた糖質を燃料に筋肉を動かします。
筋肉量を増加させることができるのは、無酸素運動です。

例:短距離走、腕立て、ベンチプレスなど

目的によって選ぶ

有酸素運動と無酸素運動のどちらが優れている、などはありません。目的によって使い分けるのが良いでしょう。

有酸素運動がおすすめの方

筋肉をつけることよりも、余分な脂肪を落とすダイエットがしたい場合には有酸素運動がおすすめです。
また、筋トレのような激しい運動をするのが苦手な方には、ゆったりと身体を動かす有酸素運動を選ぶ方が良いでしょう。
生活習慣病の予防や改善にも役立ちます。
ただし有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、一定時間運動をなければならないので、「時間に余裕がない!」という方には厳しいかもしれません。

無酸素運動がおすすめの方

筋肉をつけたい!という方には、無酸素運動がオススメです。
一度筋肉量が増えると、筋肉の維持にたくさんのエネルギーが必要となるため、基礎代謝が上がり、太りにくい身体になると言われています。
有酸素運動と違って瞬発的な運動が多いため、長い時間を確保する必要がなく、忙しい方にも難しくない運動とも言えます。

有酸素運動×無酸素運動

有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることで、脂肪を燃焼させる効果が高まると言われています。
ふたつを組み合わせる場合には、無酸素運動を先に行なった後で、有酸素運動に切り替えます。
無酸素運動を行なった際に分泌される成長ホルモンが、脂肪の燃焼を助けるので、有酸素運動の脂肪燃焼効率を上昇させるからです。

まとめ

どのような身体を手に入れたいかで、有酸素なのか無酸素なのかを選びましょう。
また、運動後にプロテインを摂取することで、これらの運動の効率をさらに向上させることもできます。
過去の記事で解説しているので、ぜひ組み合わせてみてくださいね。

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