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2020年11月13日
健康体操

【運動前のストレッチ】追い込みすぎるのもよくない!?筋肉のリラックス

家にいる時間が増えると、ついつい食べ過ぎたり飲みすぎたりしていませんか?
気づいた時には、お腹がだらしなくなってしまっている方はたくさんいらっしゃるかと思います。
だからといって、闇雲に運動をしても、効果が出にくいのが現実。
実はそれ、筋肉の使いすぎによる弊害かもしれません。
今回は、運動を始めようと考えるあなたにピッタリな、お腹の筋肉に効くストレッチをご紹介します!

意外と知らないオーバートレーニングの恐怖

効果が出にくい運動方法

実は、お腹周りの筋肉って、立っているだけで機能していることをご存知ですか?
それにより、常にオーバートレーニング(筋肉に長時間の負荷をかけることで起こる、筋肉の慢性的な疲労状態)になっている可能性があります。
オーバートレーニングのまま運動を行うと、効果が出にくくなるだけでなく、筋肉を負傷させてしまう恐れがあります。

運動効率を上げる秘訣

筋肉をリラックスさせること

運動前にストレッチを行って筋肉をほぐすことで、血行が良くなり、「脂肪燃焼」「疲労回復効果」に繋がると言われています。
運動効率を上げて、効果的に運動するには、筋肉をリラックスさせることがとても大切なのです。

だらしないお腹と関係する筋肉

お腹の筋肉は大きく3つ


腹直筋 ー お腹の正面にある長い筋肉。主に背中を丸めるときなど、体幹部を前に曲げる運動の際に関係します。

腹斜筋 ー お腹の横にある長い筋肉。横腹に巻き付いており、主に体幹を安定させるだけではなく、排便にも関係します。

腹横筋 ー 腹斜筋の内層にある薄い筋肉。主に体幹部を曲げたり、腹腔内圧を高める動作に関係します。

筋肉をリラックスさせる2種類のストレッチ

お腹の正面にある「腹直筋」をほぐすストレッチ


1.うつ伏せになり、両手を顔の横に置く

2.手は床につけたまま上半身を起こし、骨盤が浮いてしまわないよう気をつけながらしっかりとお腹を伸ばす

お腹の横にある「腹斜筋」をほぐすストレッチ


1.あぐらをかき、姿勢を伸ばす

2.右腕を上げて、呼吸を止めずにゆっくりと左側に身体を倒していく

2.左腕は肘まで床につけ、しっかり脇腹を伸ばす

3.脇腹を意識しながら痛すぎないところまで伸ばし、呼吸を止めずにゆっくり身体を戻す

4.反対側も同様に行う

5.これを左右5回ずつ繰り返す

逆効果になってしまう、運動前のNGストレッチ

筋肉がのびている感覚が得られる前屈

前屈は、多くの筋肉を一度に伸ばすことができますが、よく伸ばそうと勢いをつけてしまうと筋肉に負荷がかかり、反動で硬くなることも。そのまま運動を行うと怪我の原因にも繋がります。

よくテレビでも見かける鳩のポーズ

鳩のポーズは、間違った方法で行うと伸びにくい部分の筋肉を痛めてしまう可能性があり、膝と足首を捻ってしまう恐れがあります。
怪我の原因にもなりますので、安易に行うのは大変危険です。

嬉しい朗報とオススメの運動

日数の間隔を開けた運動が効果的

いかがでしたでしょうか?
十分なストレッチで筋肉をリラックスさせてからが、運動の本番です。
しかし、「運動は欠かさず毎日しないと意味がないんじゃ…」と少し気負っていませんか?
そんなあなたに嬉しい朗報です。
実は、毎日トレーニングをすると、知らないうちにオーバートレーニングになってしまうため、日数の間隔を開けた方が運動の効果は出やすいと言われているのです!
効果をしっかりと出すためにも、自分のペースで無理なく筋肉をリラックスさせてから運動しましょう!

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